2007
DUCATI
Desmosedici GP7


まずはフロントまわりです。
ヤスリでパーツ表面のザラザラを軽く削り、
キャリパーは濁ったクリアでコーティング。
アンダーブラケットはクレオスのクロームシルバーを吹き
インナーはラッピングテープを瞬着で貼り付けます。
「レジンでも同じじゃん」なんて言ってはいけません。
リザーブタンクは磨きだした後クリアイエローを濁らせて吹いておきます。

 キャリパーのブレンボのデカールはサイズが合っていません(
M1と間違えました。すみません)
デカールを使う場合はタミヤのNinjaのデカールを使ってください。または塗装でお願いします。



フレームは余分な箇所を削り、塗装します。
メーターは?・・・・(m_m)


エンジンは雰囲気GP7仕様に。


スイングアームは少しダルな感じなので、少し削った方がいいかも。


次は外装です。
シートの裏は薄々攻撃して、下側のパーツをガッチリ接着します。
あとは↑写真のような感じにパテ盛ってください。(m_m)

お次は塗装です。


いつもお世話になってるペンキ屋で赤いパール粉を仕入れました。
京都には、きもの屋さんがたくさんあって、金糸などの需要が多いので
こういう色付きパールは何十種類も売られています。
(成分は口紅に使われてるのと同じものらしいです)
クリアに混ぜれば03mmのハンドピースで詰まることなく吹き付けられます。

試しに吹いてみます。


GP7の赤は、キャンディカラーの蛍光色ですから
上のレッドパールを吹いたあと、クリアレッドを薄く吹いてみました。
ダメですね。


これがMax流のMarlboroレッドです。
フィニシャーズのヨシムラレッドにクレオスの蛍光レッド1本+蛍光ピンク1本を混ぜた赤を吹き
クリアにレッドパールを少し混ぜて吹いてみました。
蛍光のチカチカが少しだけ抑えられて良い感じになりました。
タミヤのブライトレッドよりずっと蛍光で、しかもハイライトの部分はパールに輝いて見えます。
もう少しイエロー系のパールの方が実車に近い感じがしますが、これで充分でしょう。
一人で納得。


よく「模型には実車より暗めの色を塗った方がリアルに見える」って 言う人もいますが、 僕は全く逆だと思います。
アスファルト上のGPマシンは目に焼き付くほど彩度が高く輝いて見えます。
模型に実車の塗料をそのまま吹いても実車より沈んで見えるのだから
あの美しさを再現しようと思ったら、あえて実車より明るい色でなければダメだと思います・・・持論。
まあ好みの問題ですけどね。


フェンダーには27の綾織りカーボンデカールを貼り
スモークを吹いてカーボンの目を目立たなくします。
研ぎだしたあと、半艶クリアを吹いておきます。


どんどんデカールを貼っていきます。


1時間ほどでここまで貼り終えました。少し置いてから1回目のクリアを吹きます。


メタルのシールのテストです。
切り出すのは面倒ですが、曲面にもなじむので貼るのは難しくないと思います。
あと、ラッピングテープのように時間とともに剥がれてくるとまずいので
シールのフチにボングルーを流しこんでおきます。
ボングルーは数滴取り出し、カッターの先で少しすくい、チョン着けすればスーッと流れていきます。
乾燥後、シールがガスで少し白く曇りますが、クリアを吹けば全く問題ありません。
(写真はクリアを吹いた後の状態です)
シールの境にクリアを多目に吹けば研ぎ出せるかな・・・



エッチングパーツをインスト通りに組立ます。
外装のクリアが乾いたので、とりあえず付けてみました。


アドラーズネストのリベットをそこら中に打ち込んで
カウルはトップスタジオのマイナスネジで取り付けます。

 

2007
DUCATI
Desmosedici GP7

 

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