仮組してみます。

リアのハブ組立が難しいです。
ダボは切り落とした方が楽?


エッチングパーツはツリロンで接着後、#400のペーパーをあてます。


フロントディスクは、パーツが細かく大変そうに思えましたが
意外とすんなりできました。

リューターのディスクカッターに両面テープで貼り付け、
#240のペーパーで摩擦痕をつけます。


このラジエターを塗るのは、もったいない感じです。


キャブはファンネル部分を磨き倒します。


ガソリンタンクは、ハンダ付けしてやりました。


サイレンサーはドリルにくわえさせて磨きました。
後でリベットのエッチングパーツを貼り付けます。


チャンバーもツリロンで組立。


フロントフォークはドリルにセットして、ヤスリを当てました。


リアサスは何も加工してません。


フレームも磨き倒します。
ある程度磨いたら、エンジンスイングアームがきちんと取り付られるように
成形で歪んだフレームを修正していきます。


最初にヘッド部分をツリロンでガッチリ接着して
各パーツが平行になるように曲げていきます。


細々としたパーツを組み上げていきます。


クラッチケーブルの取り回しは変更しました。
余ったエッチングでそれらしく加工。


キャブのネットは100均の鼻毛切りハサミで。


インスト通りに組んでいきます。


バーエンドのパーツに穴を空けています。
手では掴みにくいので、いろいろ試行錯誤。
あげくに、2ミリのプラ棒で作っちゃいました。


アクセルワイヤーのアジャスターは、キットのステン管と洋白線で。
オイルチューブは、カラーゴム。
カラーゴムには穴が開けられないので、洋白線に直接接着。
瞬間接着剤と相性がいいので、強引に引っ張っても取れません。


クラッチの遊び調節ダイヤルをとりつけましす。
すごいよヒロさん!

このキットって1/12なんですよね。
1/24の車に比べれば、倍の大きさ・・・。
だからと言って、ここまでこだわらなくても(笑)


ここまでに使用したツールです。
洋白線やパイプは全てキットのもの。
他からもってきたものといえば、カラーゴム1cmとグリップエンドのプラ棒2cmほど。

組めるパーツは組んだし、後は塗装です。


まずはエンジンから。


細かい部分は筆塗りです。
チャンバーはクリアにシルバーを少し混ぜて塗装後、
クリアオレンジ、クリアブルーなどをクリアで薄めて吹きます。


ホイールなど、ただの黒では雰囲気出ないモノは
黒に青とか赤を混ぜて、色味に差をつけます。
生の黒より黒に近いグレーで仕上げた方がリアルに仕上がります。


磨き出したパーツなどサフェーサーは塗れないので
今回下地は、アンダーシーラーというのを使いました。
サフの原液みたいなものです。
(近所のペンキ屋で購入)
クレオスのメタルプライマーに似た感じですが、食い付きが格段に違います。
試しにエッチングにランナーに塗ってみましたが
乾燥後は爪でガリガリやっても剥がれません。
失敗したらシンナーで簡単に拭き取ることもできます。

 


車体は完成にします。


外装パーツはカウルのサイドを少し平にして 180番でパーツのエッジを立て、
薄くできるところは、限界まで薄く削りました。
塗料の食い付きを良くするために全体に400番ペーパーをかけたら 塗装します。
今回は、ディティールを変えていないし、パテも使っていあいので ダイレクトにクレオスの白を吹きます。
いわゆるはサフレスです。
せっかくペラペラに薄くなったので、塗料の厚みもできるかぎり薄く見せたいので、あえてサフを吹きません。
白の塗装後、傷が目立つ箇所はもう一度ペーパーを当て、白を再塗装します。


白が充分乾いたら、デカールに合わせてマスキングテープを切りだし、塗装します。
最初に黄色(タミヤ・クリームイエロー)、
続いて赤(タミヤ・ブライトレッド)、
ブルー(クレオス・コバルトブルー、青で調色)を塗ります。
赤と青の境はマイクロン・マスキングテープ の1.5mmを使いましたが
曲線部分は完璧にマスキングできないので、タッチアップしています。
黄色と赤の色の境目にクリアを吹いて、塗膜の段差をペーパーで落とします。
段差が無くなったら、ゼッケンのデカールから切り出した、細い黒のラインを貼ります。

あとは指示通り、デカールを貼って乾かします。

一度クリアを吹いて、デカールのクリア部分が目立つところだけ研いだら、
クレオスのスーパークリア2を2度ほど吹き、2週間ほど置いて研ぎ出しました。

 


クリアは薄くなりましたが、削り過ぎて下色が見えたりと失敗の連続。
最大のミスは−ネジの締め付けにミスり
カウルがバキッ!!
カウル付きの状態で仮組していなかったのが敗因です。

1/12バイク史上、最高とも言えるこのキット。
もう少し時間をかけてキチンと組みたかったなぁ〜。
手を加えたい箇所は見えているし・・・。

とりあえず
84NSR壱号機 HCH仕様は完成です!

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