スタジオ27新製品
03カワサキZX-RR製作記



まずは部品のチェックとパーティングライン消し。
段差がきついところもあるので、凸部分を削ります。
○の部分はパーツが薄くなっているので、裏側からプラ板をあてて補強します。
カウルはできるだけ薄く見えるように作っていますが
気になるカ所は薄々攻撃です。


まずは、メタルパーツ表面のザラザラをそぎ落とします。


アクスルの基部を作り直します。


失敗したらまたハンダを盛ればいいので気は楽です。


リューターで削ります。
(使ってるのはWAVEの安物。愛用してます


スイングアームも溶接位置も変えます。


形状も変えました。

痛ッ!!


やっちゃいました。
傷口をツリロンでくっつけて止血していたのですが痛みが治まりません。
よく見ると折れたツメが、深くささっていました。
なんとかピンセットで取り除いたけどズキズキ。


親指はまだ痛むけど、シコシコ磨きました。
物置に転がってた金属磨きを使ってみました。
ピッカピカです。
あとで極細のスポンジペーパーをあてて、光沢をおさえます。


改造したフェンダー(右)。
全体に幅を広くして、前側からタイヤ側に回り込むカ所を伸ばしました。
薄いパーツに熱を加えると、どんどん溶けて小さくなるのでたいへんです。
ガラスの上にパーツをのせて溶けたハンダを少しずつくっつけて大きくしました。


仮組してみます。


エッチングパーツを組みます。
接着はおなじみのツリロン。
はみ出してもカッターなどで削ったりしないで、アセトンでやさしく拭き取ります。


リアサスも塗装します。


マグタンの加工。
マルケに見えないように華奢にします。


エンジンとチェーンを塗装しました。
エンジンはシルバーを全体に吹いた後、筆塗りしました。
チェーンはライムグリーンに塗装後、エナメルの艶消し黒を墨入れしました。


タイヤを磨きました。
タイヤはホイールにはめた状態で 400番のペーパーでパーティングラインを消した後
タミヤのラッカーパテをシンナーで薄めて、荒れた表面に刷り込みます。
パテが乾いたら、1000番のペーパーで表面を整えます。
あとは92番の半艶ブラックを塗り重ねて研ぎ出します。


外装はサフを吹いて傷や凹みを確認します。
サフは自動車用のソフト99のプラサフを使いました。


フェンダーはスタジオ27のカーボンデカールSを全面 に貼りました。
デカールを貼る前にマスキングテープを貼って型をとり
5分割に切り出して貼っています。
また、パーツは黒を塗装後、クリアをベットリ吹いて表面をテロテロにしておくと
デカールの食い付きが良いようです。

1時間ほど乾かして、さらにクリアを吹きます。


エアボックスも


クレオスのホワイトでベースを塗装します。


外装はクレオスのルマングリーン、蛍光グリーン、イエロー、ホワイトなどをブレンドして
カワサキ純正色を再現します。
以前作った色はクリア塗装後、少し沈んで見えたので
今回は蛍光グリーンを多くし、蛍光イエロー、ホワイトを足しました。

実車と全く同じに仕上がりました。
(カウルの破片参照)


カウルの黒く見える部分はスタジオ27のカーボンデカール(S)を貼っています。


車体も進めます。


ショートマフラーにアクラボビッチのエンブレムをツリロンで接着。


溶接痕に真鍮の針金を巻いて、焼け色の塗装します。
塗装後、針金を外すと色の付いていない部分は下地が見えてくる。はず。

つづく